AIとの合作実験、第二弾です。
第一弾の記事はこちら
まず、AI「stable diffusion」さんに背景を描いてもらいます。
今回は人のいない廃墟都市を背景に描きたかったので、「未来都市、大きなビル群、廃墟、電線」などの呪文で画像を生成してもらいます。(未来なのに電線があるのは完全に自分の趣味です)
……んが、何をどうしても軍艦島のようなちょっとガチ目の廃墟の写真が何枚も何枚も出力されてしまい、結局「サイバーパンク、街並み、大きなビル」で出てきた画像をもとにレタッチしていくことになりました。

▲上記の呪文をもとにAIさんが生成してくれた画像
この後、「人のいない廃墟」にするために電飾類を全部塗りつぶし、空、遠景〜近景、と順番にレイヤーを重ねてイチからビルを書き起こしました。

▲途中経過
背景に合わせて人物を配置し、AIさんの画像の雰囲気を汲みながら加筆していきます。(矢印は腕の色を変えることを忘れないためのメモ)
「ぶっちゃけ自分で描いたほうが早いのでは?」とうっすら思いましたが、イラストの方向性の確認や雰囲気作りのために下絵として置いておくのはアリだと思います。(ちなみに、自分の環境では低解像度の画像しか生成できず、引き伸ばす時にノイズが乗るのでそれを塗りつぶす作業がとても面倒です)

▲完成図
光源の色を変え、左右を描き足してさらに横長にし、完成です。